~素直で明るい心を持ち続ける、健康でたくましい子どもを育てます~
園の中は、職員も子どももみんなが楽しんでいる空間にしたいと思います。保護者も、おじいちゃんおばあちゃんも、関わる人みんながここに来たら明るく笑い声が聞こえる元気な保育園であり続けたいです。私自身が、祖父母がいる家庭的な大家族の雰囲気の中で、日曜日は家の仕事を手伝ったりして育ちました。仕事が終われば、「今日よかったね」と親や祖父母・兄弟と一緒に汗を流したことに満足感があってすごく楽しかったものです。ですから、そういう家族的な雰囲気が常にある保育園にしたいと思います。誰もが明るく迎えられて、楽しく話しができて。知らない人でも声を掛け合うことができる大きな家族、そういう中で、子どもたちも育っていってもらえたらと願っています。
子どもたちが「今日は楽しかった!明日も保育園で続きをしよう!」という気持ちになるには、子どもだけでなく職員も楽しくあるべきだと思います。一人一人それぞれ個性・性格があります。みんなが楽しく過ごすために、それぞれがお互いの違いを認め、尊重し合うことを大切にしています。
子どもたちには、のびのびと明るく素直な子どもであってほしいという気持ちが一番強いです。先代の想いである「明るく元気で健康で素直でたくましい子」を基に、主体性をもち、自分の言葉で意志が言える、体力的にもたくましい子ども、さらに他人を思いやることができる素直さ。それらを保育園で育み、保育園でのさまざまな体験を通して得た知恵・知識を用い、社会のために楽しみながら率先して他人の手助けができる、そんな大人になって欲しいと思っています。
園長 宇治野 昭一
子どもは一人ひとり違います。子どもに対して大人の都合・価値観でいろいろな事を押しつけず、一人の人格ある人間として意見を尊重しながら「やりたい」を見逃さないで、どんどん経験させてあげることを実践していきたいと思います。
0・1歳チーム、2歳チーム、3・4・5歳チーム、3つのチームに分かれてチーム保育を導入しています。子どもは、しゃべれなくてもしっかり上の子どものすることを見て真似をし覚え成長しています。一緒にいることで子どもの発達に大きな影響を与えるため異年齢保育を導入しています。
目の前でいろいろな植物が育つ過程を見ることができたり、園の内外を探索して新しい発見をしたり、子どもたちがそれぞれ自分が興味を持っていることに対して、いつも五感で感じられる環境を用意してあげるとともに、お友達同士の関わりあいに合わせてもいろいろな環境を用意できるようにしています。
食べることに興味を持って、何でも好きになってもらえるようにしています。みんなで野菜を育て、その生長のプロセスを写真に撮り、貼り出したり、収穫してその場で切って匂いを嗅いだり、さっと調理して少しずつ味見をしたり、毎月行っているクッキングでつくる楽しさを味わったりと、少しずつでも食への関心が持てるように工夫しています。
どんな時も、園全体に元気があって明るく前向きな感じがする園でありたいです。子どもたちが園に来て楽しいということはもちろん、職員も園に携わる人みんなもいやな気持ちにならない居心地のいい、来てなごむような、そんな空間になればと思います。
子どもをとりまく、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、職員、みんなが自分の子どもだけでなく、いろいろな子どもたちとかかわり、家族的な雰囲気を大切にしながら子どもの成長・発達を見守っていけたらと思っています